当社のDX推進への取組み

1. 経営ビジョン

当社は「営業コンサル事業」と「ノーコード構築事業」を柱とし、デジタル技術を活用した経営支援を行っています。私たちのビジョンは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて、顧客企業の持続的な成長を支援し、日本の地域経済全体の活性化に寄与することです。特に、売上の65%をDX関連事業から創出することを中期目標として掲げています。

2. DX推進戦略

  • 営業コンサル事業の強化
    HubSpotを中核としたCRM導入・運用支援を提供し、営業組織の生産性を向上させます。顧客データの活用による「科学的営業」を推進し、営業活動の再現性と効率性を高めます。
  • ノーコード構築事業の推進
    Bubble等のノーコードツールを用い、従来の開発よりも短期間かつ低コストでシステムを提供します。スタートアップや中小企業でも利用可能な「使えるDX基盤」を提供し、事業のスピードアップに貢献します。
  • データ活用と差別化
    システム提供にとどまらず、データ統合と分析基盤の整備まで支援します。単なるツール提供ではなく「経営戦略と一体化したDX推進」を行う点が、当社の大きな差別化ポイントです。

3. 推進体制と人材育成

当社では、DX推進責任者を中心とした横断的な推進体制を整備しています。社員教育にも重点を置き、一人あたり年間20時間以上の研修時間を確保し、教育時間達成率は100%を目指します。外部専門家による研修、社内実務を通じた実践学習を組み合わせ、全社員がDXの基礎から実務まで理解・実践できる体制を構築しています。

4. ITシステム環境整備

現在の主要システムは以下の通りです。

  • HubSpot(CRM)
  • freee(会計)
  • Slack(コミュニケーション)

これらを相互に連携し、顧客データ・財務データ・業務データを統合する基盤を整備します。さらに、API連携による自動化やBIツールによるデータ可視化を導入し、データドリブン経営を推進していきます。

5. 情報発信と透明性

当社は、DX推進の取り組みを広く社会に公開します。

  • コーポレートサイトにて方針・進捗を公開
  • セミナーやイベントでの情報発信
  • 事例紹介・ホワイトペーパーの公開による知見共有

これらを通じて、社外ステークホルダーに対しても高い透明性を確保し、信頼されるDX推進企業としての地位を確立します。

6. 課題把握と改善

DX推進にあたり、システム運用負荷、社員スキル格差、データ一元化の不足といった課題を認識しています。これに対して以下のステップで取り組みます。
1年目:基盤整備(システム連携・研修制度確立)
2年目:高度活用(データ分析・自動化強化)
3年目:データドリブン経営の定着

7. サイバーセキュリティ対策

当社は SECURITY ACTION(二つ星)を取得済み です。今後も、

  • 多要素認証の導入
  • アクセスログ監査の強化
  • 全社員を対象とした年1回以上の情報セキュリティ研修

を実施し、サイバーリスクの低減と顧客情報の保護に努めてまいります。

DX推進責任者:代表取締役 高山祐介
策定日:2025年8月21日
改訂日:–
対象範囲:営業コンサル事業/ノーコード構築事業
更新方針:本方針は毎年見直し、必要に応じて改訂を行います